第113回最高の居場所ライブ(7/22)
最高の居場所10周年記念
「最高の居場所の育て方実践編」
〜 天職との出会い 〜


第113回(7/22)ライブ 最高の居場所10周年記念 「最高の居場所の育て方実践編」報告書
ファシリテーター:とうりょう(中島昂学)、けい(野口圭)
事務局:あおこ(久保青子)、かっちゃん(愛川克己)、カワ(川口弘美)

期日:2018年7月22日(日)13:00-17:00
場所:目黒区中小企業センター2F 集会室1
参加者数:合計23人(正会員7名、個人会員5名、ML会員 2名、一般 5名)
初参加の方が5名でした。

7月ライブは、ゲストの野口圭さんのストーリー・テリングを、とうりょうが解説や
話を分かりやすくする問いをしながら、「圭さん」の大きな壁を乗り越えたリアルな経験と
心の葛藤、その解決までのストーリーを参加者は、聴き感じた事を対話して自分のことに
落とし込みながら6つの段落に分けて進行しました。

ストーリー1「始まりの夜」
ストーリー2「試行錯誤」
ストーリー3「出会い」
ストーリー4「躊躇」
ストーリー5「絶望」
ストーリー6「悟り」

進行は、とうりょうのファシリテーションでスタート、最初サークルでチェックイン
ミングル(みんなぐるぐる挨拶の時間)で、参加者同士のお互いを知る時間をとりました。

その後、会場をシアター形式に変更して圭さんのストーリーが始まりました。
内容の概要を示します。

ストーリーは、圭さんが本当に経験したリアルストーリー。
 *ストーリーの内容は、守秘義務があるため、ポイントの説明だけとなること容赦ください。

1)始まり
圭さんは、いつも楽しく、比較的平穏に人生を過ごしてきたそうです。しかし、突然大きな壁が、思いもしない形で現れ、自分ではどうしたら良いかわからない状況になりました。ある深刻な問題に直面し、それを自分が解決しなければいけない状況に陥ったのです。
圭さんから参加者へ「想像しない(どうすることもできない)現実が目の間にある時、どうするか?」という問いかけで対話

2)試行錯誤
解決のために行動したことは、ごく当たり前のこと。必死に勉強し、常に実践しました。しかし
、現実はそんなに甘くなく、すぐには結果がでませんでした。
圭さんから参加者へ「行動しても結果が出ない時、どうするか?」という問いかけで対話

3)出会い
なんでも自分一人でやることには限界がある。そんな状況を打破するきっかけを作ったのは、出会いでした。
コミュニケーションのプロフェッショナルと出会ったことにより、自分がやるべき方向性が明確になる。圭さんは、自分は多くの無駄な努力をしてきたと思うと言っていますが、そんな風に、必死にやる姿勢が、出会いを生んだのかもしれません。

4)躊躇
自信を持ち始めた圭さん。ある程度のノウハウをもち、実践できるようになりましたが、問題を解決するための実際の場では、そのことを実践する勇気がでなかった。その時、ポイントになったのは、一緒に学んだ仲間でした。仲間が、失敗しながらも、果敢にチャレンジする姿をみて、圭さんはトライする勇気を貰います。

5)絶望
そんな中、圭さんの必死な姿を見た、一緒に学んだ仲間に指摘される。「あなたのやり方は間違っていて、そんなことは誰も望んでいない。」努力してきたことを、後は実践すれば、問題が解決すると思っていた矢先だったため、愕然とする。
圭さんから参加者へ「自分が信じていた道が、間違っていたとき、どうするか?」という問いかけで対話

6)悟り
間違っているとは、何のことなのか、様々な経験を通して、深く深く考えていくことになります。
指摘されていることは、“圭さんが、いつも誰かの期待するやり方を実行して、それでは、何も解決しないということだった。”そのことに気づく。
「今、ここで、心の底から、自分はどうしたいか」、この問いかけに行き着き、すべてが解決の方向に向かっていく。

(クロージング)
圭さんから参加者へ「いま、あなたはどんなことを自分に問いかけたいか?」という問いかけで対話。
「天職への出会いという大きなことを言ったが、5年後、10年後が見えているわけではない。
いまの仕事が、最高に楽しいことは事実である。」と圭さん、
そう思えるようになった一つには、『自分の心の声を聴くようになれたから』だと思う。
「今、本当はどうしたい」
「今、本当はどうなりたい」
この問いかけが、私(圭さん)の拠り所である。

参加者の声
1. 本日のライブで“心に響いたこと 
*アンケート内容を要約しております。
・今この瞬間の自分を感じて自分の声を聞く ⇒プロセスの中を生きていくことは「今この瞬間の自分を感じて自分の声を聞いて生きること」であると気がついた。(かんな)
・「俺って今どうしたい?」誰かの喜びを、人のことを意識して行動してただけで、本当に大切な事は、自分が何をしたいのかを問う事。(まみ)
・自分のファンデーション(ベースとなる部分)ができていることが大事。それができていないと、他の人にかかわると、良かれと思っても、お互いが傷つけあうことになる。
自分のファンデーションができてくると、自信をもって自分の人生を歩ける。(みさえ)
・けいさんの情熱!生き方にも、仲間への想いにも、お話の仕方からも情熱を感じました。具体的な仕事についても沢山のエピソードをお持ちのことでしょう。守秘義務があると思いますので、中々お聞きできるチャンスはないと思いますが、きっと素晴らしいに違いない…。(HM)
2.プレゼンターへのメッセージ
・今ここで起きている事から目を背けずに向き合えるからこその経験だったのではないかと思います。(ダビンチさん)
・けいさん、渾身のストーリーテーリングをありがとうございました。
けいさんの人生が花開く、夜明け前のお話を聞くことができたことに本当に感謝しています。
けいさんらしさがとても滲み出ていたストーリーでした。(かんな)
・けいさん、ありがとうございました。けいさんのストーリーに引き込まれました。
自分が変わると周りが変わりますね。(みさえ)
・また、けいさんにお会いして情熱を感じたいです。仕事の分野は違っても、やる気に満ち満ちている方は、本当に魅力的!やる気は移りますよね(^_^)(HM)