第99回ライブ(5/20)
「「シリーズ組織開発物語【事例紹介:大手インフラ系企業“どん底”からの組織開発】」
プレゼンター:浦田尚津美(たな)さん


第99回ライブ(5/21)活動事例「組織開発事例・ストーリー」報告書
ファシリテーター:とうりょう(中島昂学)、あおこ(久保青子)、カワ(川口弘美)

〈日時〉 2017年5月21日(日)13:00~17:00
〈会場〉 目黒区 中小企業センター5階会議室
(参加人数)合計23名(正会員7名、個人会員5名、ML会員 6名、一般 5名)初参加の方が2名でした。
プレゼンター:たなさん(浦田尚津美)

初夏の少し熱い日差しの中13:00よりライブをスタートしました。
あおこさんとカワでライブのイントロダクションとしてNPOのミッション&バリウを紹介、グランドルールの説明を行い、早々にプレゼンターをたなさんととうりょうにバトンタッチして、「組織開発事例・ストーリー」がスタートしました。

《アイスブレイク》ミングル(ふたり一組で自己紹介:お名前・どこから来たか・今日の期待)

《チェックイン》ひとりひとこと

《プレゼンターの活動紹介》
たなさんの自己紹介の後、組織開発の概要説明に続いて、たなさんが会社で真摯に行ってきたエピソードをいくつかのパートに分けて話していただきました。途中で、とうりょうから、カネヴィンフレームワークを使ってたなさんの活動を解説したり、ムービーを織り交ぜて感性に届くプレゼンテーションがされました。(詳細はライブで参加者の方限定でお伝えしました。守秘義務によりこの報告では内容については割愛させていただきます。)
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《質問タイム》
Q:対話や組織開発がなじまない企業風土の中での活動は大変なことも多かったと思います。大小様々な取り組みをしてきていますが、そんな長く困難な中で、何がたなさんを突き動かしたのですか? 
A:最初は、若手がとても厳しい中で心を痛めながらも逃げない様子を見て、「何かしなければ」という思いと、自分にできる事があると気づいていたことがきっかけです。
Q:企業の中で感情を取り扱うことは、とても勇気がいることだと思いますが、どうやって実現したのですか? 
A:震災後という特殊な環境の影響が大きかったと思います。誰もが辛さと使命感のはざまで、感情を口に出さずにがんばっていたけれど、社員同志だからこそ、上手に出し合い、支え合えることが大切だと考えていました。とはいえ、対話の場では感情だけを扱うのではなく、出来事を整理することを入り口に、感情を重ねて出しやすくしたり、肯定的な雰囲気や問いを工夫するようにしました。
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《参加者のアンケートから》

■ライブで心に響いたこと
・「人が希望」人を信じる覚悟をさらっと出してくれた。行動する事によって生まれる「希望」。その場にある物を「ある」として尊重する姿勢(さまざまな人の気持ちをシンプルに受け止める、etc、肯定、承認(しん)
・心で理解する事と腹落ちは違う。腹落ちしてはじめて行動に移せる。たなちゃんのブレない思いが伝わってきた。(かんな)
・こんちゃんの質問に対する答えで、一人ひとりの想いが集まる瞬間=すごい時間、の経験が、今に繋がっている、という話は、すごく腹落ち感がありました。 そういう体験が原点になるし、そういう体験が“信じられる”自分をつくるのかなあ、と感じました。そしてそれが「力」なんだなあ、と。(まこどん)

■プレゼンターへのメッセージ
・等身大で体験したこと率直な思いを素直に語る姿に勇気を大いにもらいました。ありがとう。(おーちゃん)
・たくさんの試行錯誤が有って失敗もあって光もあるけど、挫折もありその中で届けることをあきらめなかった たなさんの在り方に深く引き込まれた時間でした。有難うございました♡。(しん)
・それぞれの心配りと熱い想いを感じました。ありがとうございました。(匿名)
・感慨、無量です。(哲パパ)

担当 あおこ(久保青子)、カワ(川口弘美)
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